リンゴ Malus pumila (バラ科 リンゴ属
リンゴは青森県などの北国で栽培されることが多いが、岡山県にも少しではあ るが観光農園もあるし、果樹園の一部などに植栽されている。原産地は西アジ アから中央アジアの寒冷地とのこと、冷涼な地域における果樹のイメージも当 然である。日頃、散歩している地域(岡山県赤磐市)では、ソメイヨシノ→モ モ→ナシ→リンゴの順に花が咲く。今年(2010)は4月20日頃が花盛りであった 。北欧では6月に開花するとのこと。6月に結婚すると幸せになる(June bride )というが、リンゴの花咲く季節であり、新緑の季節でもある。
 現在生産されているリンゴは、ナシやモモと同様に、明治維新以降に導入さ れたものを元に品種改良されたものである。明治維新では果樹だけではなく野 菜や穀物など、非常に多くの農作物が導入され、その後の品種改良によって飛 躍的な収量の増加があった。維新のすばらしい成果である。
モモ畑の一部に植栽されているリンゴ
リンゴ Malus pumila
リンゴ Malus pumilaツボミは赤い
ツボミは赤いリンゴの花
赤く稔ったリンゴ赤く稔ったリンゴ
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