タイワンモクゲンジ Koelreuteria henryi (ムクロジ科 モクゲンジ属) |
那覇での集合場所にタイワンモクゲンジの街路樹があった。季節は秋であったので、花の季節は終わり、桃色の果実がたくさん稔っている時期であった。モクゲンジよりもたくさん花を付けるのか、木全体が桃色に見えるほどであった。葉を十分観察する時間が無かったが、2回偶数羽状複葉でかなり複雑な大きな葉である。
台湾から中国にかけての原産で、熱帯から亜熱帯で広く植栽されているらしい。英語名はflamegold(金色の炎), Taiwanese rain tree;レインツリーはネムノキを意味する。雨の降る季節の花というニュアンスもあろうし、傘形の樹形の使い方もあるようだ。黄金の炎は、花を指しているのだと思う。 |