ミヤマツリガネソウ C. barbata はヨーロッパの高山や寒帯に生育する多年草。礫がちの草原や岩の隙間などに生育し、海抜3000mにまで達する。葉は根出葉からなるロゼットであり、被針形から楕円形。葉の縁はやや波打ち、全縁。花は6月から8月に咲き、淡青色で長さ20〜30mm。英名はBearded bellflower;口ひげのあるベル形の花であり、花冠の口に白色のひげがあるからである。学名も同じ意味ですね。この毛は何の役割でしょう? 昆虫が出入りする際に授精しやすい仕組みには違いないはずですが。 |