|
セイヨウニワトコ Sambucus nigra |
| ハイジで有名な公園のそばのブッシュ、ニワトコに似た潅木が生育していた。ジックリと観察すると葉の形が丸いし、花序が違う。果実と果実の間が離れている。最初は緑の果実しか見ることができなかったが、黒熟しているのを見ることができ、ニワトコとは違うことは明白になった。花序は散開しているが、果実が熟し始めると重たくなって集まって垂れるのではたきを垂らした感じになる。ヨーロッパでは海抜1500mまでの比較的低い山地に生育する。英語名はcommon elder 普通のニワトコという訳になろうか。薬用になるらしく、化粧品などに使われているそうである。学名は黒いニワトコという意味であり、果実が黒熟するとの意味であろう。 |
    |
