ツキヌキニンドウ Lonicera sempervirens (スイカズラ科 スイカズラ属
 ツキヌキニンドウは北米原産の常緑ツル植物。観賞用に庭園などに植栽されており、5月から9月に渡って、紅色の花を咲き続ける。葉は対生であり、スイカズラよりもやや大きいがよく似ている。しかし、花序のすぐ下の葉だけは基部が合生して1つの長蛇円形になり、この葉から突き抜けて花序がでることから、突抜忍冬の名前をいただいている。花序の腋から新たな茎が出て、さらに伸びることもある。花はたくさん付けて美しく、開花直後は内側が黄赤色であるが、やがて内側も外側と同じ紅色になる。花の色が開花後次第に濃くなる現象は多くの植物でみられるが、スイカズラの花色が白から黄色へと変化するのも同じ現象である。
ツキヌキニンドウ花序のすぐしたの葉は2つが合着しているが、それより下の葉は対生
2つが合生した花序直下の葉開花直後の花


種名一覧にもどる / 科名一覧にもどる / 雑学目次にもどる / HPにもどる