ハキダメギク Galinosoga ciliata (キク科 コゴメギク属)
ハキダメギクは熱帯アメリカ原産の帰化植物。夏の終わり頃から秋にかけ、直径5mmほどの小さな頭花を咲かせる。舌状花は5つあり、先端が3裂している。近寄って観察すると、勲章のようで結構形が整っている。ハキダメギクとはかわいそうな名前を戴いたものであるが、生態的にはまさにぴったりの名前である。この画像の個体は畑の片隅に堆肥が置かれていた場所である。この例のように有機物が捨てられるような場所に生育していることが多い。おそらく、好窒素性植物なのであろう。