ミヤマアキノキリンソウ Solidago virgaurea subsp. leiocarpa forma japonalpestris 
 ミヤマアキノキリンソウは本州中部以北・北海道、千島・樺太・シベリア東部などに分布する多年草。高山の乾燥した草原に生育する。平地に普通に生育するアキノキリンソウによく似ており、花が咲いていても区別しにくい。外見的にはアキノキリンソウの花序は縦に長く伸びてまばらに付く傾向があるが、ミヤマアキノキリンソウは茎の頂端にまとまって付くので、よりでやかである。そのためか、コガネギクの異名もある。詳細には、総苞片が3列のものがミヤマアキノキリンソウ、4列のものがアキノキリンソウとなる。ミヤマアキノキリンソウによく似ており、湿原に生育するキリガミネアキノキリンソウ forma paludosa がある。
ミヤマアキノキリンソウミヤマアキノキリンソウの花
ミヤマアキノキリンソウの花(拡大)
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