ヨルガオ Ipomoea alba  (ヒルガオ科 サツマイモ属
 盛夏を過ぎて、アサガオの種をもらってきた。時期的には遅れてしまったが、蒔いてみることにした。秋も深くなって様々な模様のアサガオが咲き、お昼頃まで鑑賞できてこれはこれで面白い。その中で、大きなハート型のサツマイモのような葉をもつツルがぐんぐん伸びてヤマイモの場所を占領してしまった。さて、どんな花が咲くのか、楽しみにしていたが、これがヨルガオであった。

 ヨルガオは熱帯アメリカ原産の多年草。日本の気温では冬は越せないとのこと。鉢植えにして越冬させるのも面白いかも知れない。大きなつぼみができて、夕方から直径20cm弱の大きな花を咲かせる。花弁は薄くて柔らかく、咲いただけで破れてしまうこともある。早朝でも花が萎れかかっていたり、夕方早くから花を開いたり、結局のところ、水遣りの加減らしいことがわかってきた。十分水を与えると早めに花を開かせ、朝も美しい状態で鑑賞できるわけです。花は咲き始めると開くのが速く、見ている間にどんどんとほどけてくる。
ヨルガオ Ipomoea alba
ヨルガオの花花の中心部
ツボミ葉
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