ルリトラノオ Pseudolysimachion subsessile  ゴマノハグサ科 ルリトラノオ属
 ルリトラノオは滋賀県伊吹山の山頂草原に特産する多年草。伊吹山は標高1337.4mの石灰岩からなる山であり、山頂は石灰岩地特有の高原となっている。ルリトラノオはその草原の中に点々と生育している。花は7月の後半から8月にかけて咲く。当地にはクガイソウも生育しており、よく似た花を咲かせるが、葉が輪生ではなく対生である点でことなる。植物体全体に毛があり、葉の表面はつやがない。
ルリトラノオ Pseudolysimachion subsessileルリトラノオの花序
ルリトラノオの花葉は両面有毛で対生
葉の表面拡大葉の裏面拡大
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