| シオガマギク Pedicularis resupinata var. oppositifolia （ゴマノハグサ科 シオガマギク属） |
| シオガマギクは北海道から本州・四国・九州、朝鮮・中国に分布する多年草。暖温帯上部から冷温帯域の草原に生育するl。私は湿原の周辺で見かけることが多い。湿原のような貧栄養環境の周辺で、草丈の低い場所で生育するのであろう。草丈は50cmほどになり、基部の葉は対生で上部は互生になる。花は8月から9（10）月に咲く。ゆっくりと咲かせるためか、なかなか良い花の状態に出会わない。ここに掲載した画像は滋賀県伊吹山の石灰岩地に生育していたものである。強い日照を浴びているためか、背丈は20cmと低く、節も詰まってずんぐりとした花序になっている。 |
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