テリミノイヌホウズキ Solanum photeinocarpum Naka. et Oda. (ナス科 ナス属)



テリミノイヌホウズキ  本州以南の本州、四国、九州から沖縄・台湾・中国南部に生育する1年生草本。森林の縁などに生育することが多い。

 ナス科植物の葉の形は変化しやすく、全縁から波状の鋸歯をもつもの羽状に分かれるものなどがある。この写真では、葉に明瞭な鋸歯がみられるが、鋸歯がないことが多い。
 よく似た種類にイヌホウズキ、アメリカイヌホウズキがある。

テリミノイヌホウズキテリミノイヌホウズキ


類似種の区別点

葉の毛花序果実の表面
イヌホウズキほとんど無毛(たまに散生)花序の中軸は明らかで、順次花が咲いて果実が稔る。光沢が無い
テリミノイヌホウズキ裏面に短毛が多い、表面は散生花は一箇所から枝分かれし、花や果実が出来る。光沢がある
アメリカイヌホウズキほとんど無毛花は一箇所から枝分かれし、花や果実が出来る。光沢がある


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