ドラセナ・フラグランス:マッサンゲアナ(幸福の木) 
Dracaena fragrans cv. Massangeana (リュウゼツラン科 ドラセナ属
 ドラセナ・フラグランスは幸福の木という名前で販売されていることが多い。シマセンネンボクあるいはウスイロフクリンセンネンボクなどとも呼ばれる。切り口に蝋を塗り、発芽していない状態で販売されることもある。芽を出していない状態のものを水に挿したり、鉢に植えておくと簡単に発根し、数カ所から新芽が出てくる。鉢が小さいと、たくさんの芽は育たない。性質は強健で乾燥にも強く、千年木という和名にそぐわない。ただし、寒さには弱く、霜に当たると葉が枯れてしまう。原産地は熱帯アフリカであり、当たり前である。葉の寿命は長く、新しいと斑が明瞭であるが、次第に斑の部分にも葉緑体が増えてきて、斑がわからなくなってしまう。
ドラセナ・フラグランス(幸福の木)挿し木から再生した幸福の木
新しい葉(斑が明瞭)古くなり、斑がなくなった葉
種名一覧科名一覧雑学事典目次Top生物地球システム学科