チューベローズ Polianthes tuberosa (リュウゼツラン科 ゲッコウカ属) |
加計学園の創設者、加計勉氏の銅像を囲む一郭に見慣れぬ名前の植物が植栽されている。チューベローズとの種名札が付いている。リュウゼツラン科ということで、乾燥に強いに違いないと注目していた。ここに掲載したのは1年目の画像であり、その後の手入れが悪かったので、二年目の今年は2本しか花茎が出なかった。植えっぱなしの無施肥・無灌水でがんばれるほどの強靱な植物ではなかった。 チューベローズは月光香とも呼ばれ、メキシコ原産とのこと。冬期は球根で越冬する。冬は掘りあげた方が良いとの情報があるが、岡山市内ではそのままでも越冬できた。良い香りで、香水の原料になるとのことで、特に夜に良く薫ので月光香という名前であるらしい。昼間に嗅いで見るとよい香りとは言えないが、夜間ではフウランに似た甘い香りがする。香水の原料として栽培されるとのこと。 野生状態では6弁であるが、画像のものは八重咲きの園芸品種。花は盛夏に咲き、1ヶ月ほど。今年(2015)は肥料をやり始めたのが6月になってから。秋になって花茎が伸びて、11月であるにもかかわらず、数本咲いている。花芽をつけるのに、融通性があるようだ。 |
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