ショウキズイセン Lycoris africana (ヒガンバナ科 ヒガンバナ属) |
大学のお隣にある半田山植物園にオレンジ色のヒガンバナが咲いていた。花を見たのは9月であり、ヒガンバナとあまり違わない季節。ヒガンバナよりもふた周り大きく、派手。色から見るとキツネノカミソリを鮮やかにした感じ。学名からするとアフリカ産に思えるが、原産地に関する記載に出会わなかった。ガーデニング材料として広く利用されているものらしい。 和名は鍾馗水仙であり、端午の節句に飾る勇ましい姿の鍾馗様の名前をいただいている。なぜ鍾馗様なのかは分かりにくいが、英語名はGolden Hurricane Lily ということで、金色のハリケーンユリとなる。ハリケーンは西インド諸島の暴風雨であり、荒々しくものすごい、といったニュアンスなのでしょうか? それで鍾馗様? それともこの花が咲くころにハリケーンが来るということなのでしょうか? 花はハリケーンを連想させるほどの姿・・・・きれいです。葉の幅は3cmを少し超える程度。裏面は粉白色を帯びてこれもヒガンバナとそっくり。花の画像は9月の末、葉の画像は3月の初めです。原産地での生育状況を見てみたいものです。 |
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