インドネシアン・ジンジャー
 Tapeinochilos ananassae (オオホザキアヤメ科 タペイノキルス属
 Indonesian Ginger は、花穂の形からマツカサジンジャーという和名をいただいているが、ハワイでは原産地に由来する名前で呼ばれているので、こちらを採用しておこう。原産地はインドネシアからマレーシアなど。草丈は2mほどであろうか、長さ30cmほどの楕円形の葉である。葉は茎にらせん状に付いている点で、ショウガ科に近縁のオオホザキアヤメ科に分類される。根元から高さ50cmから1mほどの花茎を出し、その先端にプラスチックで作ったような光沢のある花序を付ける。赤い部分は苞であり、その間から黄色い花を咲かせる。花期は晩春から早秋とのことであるが、この画像は12月末。かろうじて最後の花が花序の先端に咲き残っている。
インドネシアン・ジンジャー Tapeinochilos ananassae の葉
インドネシアン・ジンジャー Tapeinochilos ananassae の花序
種名一覧科名一覧雑学事典目次Top生物地球システム学科