フトイ Scirpus tabernaemontani (カヤツリグサ科 ホタルイ属
 フトイは日本全国に分布する大型の多年草。水位の安定した湖岸や沼沢地などに生育する。地下茎を持ち、群落を形成する。茎の断面は円形で、直径7〜15mm。フトイ円形であるので、太いイグサである。高さは2m近くになり、花材としてよく利用されている。花序は茎の先端に付き、花序柄があってその先に数個の小穂が付く。7月に花序が形成され、秋に熟す。種子はレンズ形。
フトイの群落フトイ
フトイの花序フトイの小穂

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