ゴウソ Carex maximowiczii (カヤツリグサ科 スゲ属
 ゴウソは北海道から九州、南西諸島、朝鮮・中国にも分布する多年生の草本。沼沢地や湿地に株をつくって普通に生育する。初夏(5月〜)に花茎の上にやや目立つ花穂を形成する。最上部の穂は雄性で細長く、続く数個の穂は雌性であり、直径1〜1.5cm。細い花茎に大きな穂が付いている状況を魚釣りにたとえ、鯛釣りスゲとの異名もある。花穂を付けている時にはわかりやすいスゲの1つである。

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