オオヒメクグ Kyllinga monocephala (カヤツリグサ科 ヒメクグ属) |
道端に白い花が咲いていた。近寄りて見れば、白いヒメクグであった。不勉強で白いヒメクグがあることを知らなかった。日本では沖縄に普通に生育しているそうであり、鹿児島県では準絶滅危惧種に指定されている。ということは、在来種ということになる。オオヒメクグは中国からミクロネシア、インド、アフリカなど広く熱帯から亜熱帯に分布するとの事。この画像はハワイ・オアフ島で撮影したものであるが、ハワイでは帰化植物である。大姫クグという名前ほど、大きくはなかった。生育地としてはヒメクグと同様で、道端のやや湿った草地であり、刈り取りが比較的頻繁に行われる場所であった。カヤツリグサ属と記載している図鑑もある(Cyperus kyllingia)。 |