シンジュガヤ Scleria levis (カヤツリグサ科 シンジュガヤ属
 シンジュガヤは本州の伊豆七島・和歌山県から琉球、中国・マレーシア・インドネシア・ミクロネシア・オーストラリアに分布する多年草。沿岸域の湿地や周辺の草地に生育する。太い地下茎がある。シンジュガヤ属の中では大型の草本で、高さ60cmを超える。植物体はしっかりとしており、直立する。茎の断面は鋭い三角形で、下向きにざらつく。葉は幅5〜8mmで、葉鞘は幅広い三角形であり、目立つ。花序は7月頃から形成され、果実は白緑色から帯紫褐色で表面には格子紋がなく、平滑。
シンジュガヤシンジュガヤの花序
シンジュガヤの果実シンジュガヤの葉鞘


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