オオニワゼキショウ Sisyrinchium sp. (アヤメ科 ニワゼキショウ属) |
九州の日向岬の岩石海岸でニワゼキショウによく似た植物に出会った。満潮時には海水に浸かりそうな場所であった。ニワゼキショウにそっくりであるが、外側の花弁よりも内側のものがやや小さく花弁の先端が尖ること、果実の直径が5mm以上あって大きくて目立つこと、大きなものは草丈50cmほどにもなって倒れてしまっていることなどが違いであった。ネットで調べてみると海岸だけでなく、芝生などにも生育しているとの事。北アメリカ原産の帰化植物。 ニワゼキショウの仲間は分類に問題があるとの事で、再検討が必要であり、学名に関しても慎重な取り扱いとなっている図鑑類も多い。ここでは、学名不明のまま、オオニワゼキショウの名称でアップしておく。 |
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