リシリビャクシン Juniperus communis var. saxatilis Pallas ( ヒノキ科 ネズミサシ属
 リシリビャクシンは北海道から千島・樺太などにかけて広く分布する常緑低木。高山の岩場に匍匐して生育する。名前は利尻島で見出されたビャクシンの意味。ホンドミヤマネズに比べると、葉と気孔列の幅が狭く、またミヤマネズよりも葉が強く湾曲することで区別される。
 幹は高くならず横に伸び、マット状に広がる。葉はミヤマネズに比べて強く曲がり、茎に3枚づつ輪生する。葉群はかなり密につき、マット状に広がる。葉は長さ約1cmで、葉の片面に白く見える気孔列があり、幅は0.5mm内外。気孔列のない面は濃緑色。
リシリビャクシンリシリビャクシンの葉
リシリビャクシンリシリビャクシン

文章・画像:太田 謙
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