カタヒバ Selaginella involvens (イワヒバ科 イワヒバ属
 カタヒバは宮城県以南の本州・四国・九州・琉球に、朝鮮南部・中国・台湾・熱帯アジアに分布する常緑のシダ植物。水の滴る岩上や多雨地域の樹皮上に着生して生育する。地下には細い地下茎があり、これから地上茎が出る。地上茎は数回分岐して垂れ下がり、長さ10-25cm。乾燥すると全体がやや内巻きとなる。冬季には赤味を帯びて紅葉する。盆景などに利用されることもある。
崖に生育するカタヒバ冬のカタヒバ;うっすらと紅葉している
カタヒバ拡大:上(表面) 下(裏面)

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