岡山県南部の森林植生 -地質・土壌と植生-
○寺下史恵(岡山理大・総情院)・越智正樹・能美洋介・波田善夫(岡山理大・総情・生地)


 森林植生の発達が地質や地形によってどのような影響を受けているかを明らかにすることを目的とし、岡山県南部に位置する山陽町馬屋で、植生調査を行った。異なる地質・地形と森林植生の関係について調査中であるが、今回は凝灰岩地域における森林植生と地形の関係について発表する。

調査方法

結果
  表操作の結果、馬屋地域の森林植生はアカマツ群落、コナラ群落、アラカシ群落、ノグルミ群落などに分類できた。

1.植物群落

2.群落と集水面積

群落名
1:アカマツ群落典型群
2:アカマツ群落ウスノキ群
3:アカマツ群落コシダ群
4:コナラ群落
5:アラカシ群落
6:ノグルミ群落
各群落と集水面積の関係



2002年3月(仙台) 日本生態学会第49回大会 講演要旨集、279p.


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