加計学園生態システム園に発達する森林の歴史
         ―年輪解析による植生の発生・発達過程の解析―
         長谷川資1・○寺下史恵2・波田善夫1(1岡山理大・総情・生地、2岡山理大・総情院)



1.目的

2.調査地及び調査方法

3.結果・考察

図.堆積岩地域における各樹種の侵入年代と本数

4.まとめ

  1. 当地域のアラカシ林はマツ枯れによって発達できたものであった。
  2. アカマツの成長には樹木の成長期間と競合期間の約10年サイクルの繰り返しが見られた。
  3. 年輪幅の増加はマツ枯れによると考えられ,当地域では、1972年頃の大規模なマツ枯れの後,2回の小規模なマツ枯れがあったと考えられる。

           



日本生態学会中国四国地区第46回大会講演要旨、p.14.


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