北向き | 南向き | 結果・考察 |
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平均出現種数 |
池:16種 川:20種 |
池:11種 川:11種 | 北向き法面の方が多い。 |
多年草の比率 |
池:53.3% 川:28.6% |
池:76.2% 川:66.7% | 南向き法面は多年草の割合が大きい。刈取り草地に生育する多年草は地下部に大量の栄養分を蓄積している場合が多い。そのため、日光がよく当るが乾燥する南向き法面でも多くの多年草が生育できると考えられる。 |
1・越年草の比率 | 池:26.7%川:57.1% | 池:19.0%川:33.3% | 北向き法面の方が多い。これは、1・越年草は根があまり発達していない為、水分条件の良い北向き法面に多く生育していると考えられる。 |
秋に芽生える植物 | 池:11種川: 5種 | 池:7種川:1種 | 北向き法面の方が種数が多い。冬期に水分が必要である秋に芽生える植物は、水分条件の良い北向き法面に多く生育していると考えられる |
植生高 | 川:33.2cm | 川43.8cm | 刈取り時期が同じ旭川堤防法面において、南北で10cm以上の差がある。南向き法面の方が日光がよく当るので、早く植生高が高くなる可能性があると考えられる。 |