オオズアリ Pheidole noda F.Smith (フタフシアリ亜科 オオズアリ属) |
オオズアリは、本州、四国、九州、南西諸島、中国、朝鮮半島、台湾、インド、スリランカに分布する。兵アリの体長は4.5o、働きアリは3oである。裸地や林縁、林内に生息し、大きなコロニーをつくる。兵隊アリは餌の解体や、餌場の防衛の役割を持つ。アカメガシワの蜜腺は主に働きアリが利用する。多いときには、一枚の葉に30匹以上の働きありが訪れる事もある。また、オオズアリはアカメガシワが形成する脂質の塊(pearl body)も食料として利用している。 |
文章・画像:山尾 僚 |