トビイロシワアリ Tetramorium tsushimaeEmery (フタフシアリ亜科 シワアリ属) |
トビイロシワアリは北海道、本州、四国、対馬、九州、屋久島、中国、極東ロシアに分布する。体長は約2.5oで、草地や開けた場所に生息し、石の下などに巣を作る。西南日本に普通に見られる。アカメガシワの蜜腺をよく利用するが、pearl bodyも好んで利用する。餌場(アカメガシワの葉)に動因する働きアリの数の多さはオオズアリと並ぶほどである。ときには一枚の葉に40匹以上もの働きアリが訪れることもある。 |
文章・画像:山尾 僚 |