ダンドボロギク Erechtites hieracifolia (L.) Raf. (キク科 タケダグサ属
 ダンドボロギクは北米原産の帰化植物で、北海道西部から九州まで生育が見られる。1933年に愛知県で採取された。発見地の段戸山に因み、ダンドボロギクと命名された。ベニバナボロギクと同様に、伐採跡や法面などに生育するが、放棄耕作地などにも生育が見られる。比較的良好な土壌の場所に生育することが多く、半日陰の場所にも生育する。草丈は1mを超え、全体柔らかくほぼ無毛。葉は長さ10〜20cmで細長く、不規則な鋸歯がある。花は8月の終わり頃から咲き始め、10月までか。痩果には縦に脈がある。若葉は食用となる。
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