クワモドキ(オオブタクサ) Ambrosia trifida L. (キク科 ブタクサ属)
 クワモドキは高さ3mにもなる大型の一年生草本。葉も大型で長さ30cmほどにもなり、3〜5裂する。葉の形がクワに似ているので、クワモドキという。別名のオオブタクサはブタクサに似ているが、大きいとの意味。河原や土手などに群生して生育することが多い。大きな河川では河川工事跡地などに大きな群落を形成し、小河川では土手などに生育していることが多い。土壌としては、肥沃な立地を好み、大きく成長する。夏の終わりから秋にかけて花をつけ、ブタクサとともに、花粉症の原因となる。
クワモドキクワモドキの花

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