追跡調査 その8 (2001年7月27日)


 3年目の夏、ミゾソバやアメリカセンダングサの成育状況はどうなったであろうか・・・・・。
 調査地点に立つと、ほとんどミゾソバの生育がみられない。個体としては所々に残存しているが、他の植物を覆う程には生育できていない。他地域の状況から見れば、このような程度の生育は、鯉ヶ窪湿原としては自然な姿なのではないかと思う。アメリカセンダングサの生育は、確認できない程度に減少しているようである。見つからない。
 リュウキンカの株は夏には勢いが衰える。株の間に地面が見える場所が点々と見える。このような場所にはコバギボウシの葉が点々と見え、将来はコバギボウシの開花が見られるほどの成育状況になればと思う。ビッチュウフウロの生育も良好となっている。春草であるリュウキンカと夏草のビッチュウフウロ、コバギボウシの時間的棲み分けが復元されつつある。
夏には、部分的にはミゾソバが生育するも、気にならない程度となった。夏には、部分的にはミゾソバが生育するも、気にならない程度となった。夏になって衰えたリュウキンカ

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