ヤマウコギには2種類の虫えいができる。1つのタイプは葉柄や葉の基部にできるタイプのもので、 ウコギトガリキジラミ Trioza ukogi によってできるもので、ハグキツトフシというものであり、これはヤマウコギに特有であるという。いくつかの部屋からできており、中に1匹づつの虫がはいっているとのこと。
もう1つのタイプについては、何によって形成されるのかがわからなかったが、クスノキと同様にはの脈腋にできるもので、4月の新葉の段階では閉じていたが、7月にはすでに虫えいが破れ、虫が脱出した後であった。 |