アカシデ Carpinus laxiflora (カバノキ科 クマシデ属
 アカシデの葉は長さ3〜7cmで、先端は尾状に伸びて尖る。葉脈は裏面に突出し、側脈は7〜15対。側脈が伸びる部位の鋸歯は突出して高く、その間に低い鋸歯が3〜4つある(重鋸歯)。若葉の表面には絹毛が散生するが、やがて脈上にわずかに残る程度となり、無毛に近い。裏面は、若葉の時には絹毛が多く、特に脈上に多いが、やがて脈上と脈腋に毛が残る程度になる。葉柄は長さ3〜14mmで、若葉のときには毛があるが、後に無毛となる。
アカシデの葉(表面)アカシデの葉(裏面)
アカシデの鋸歯若葉の表面にはわずかに絹毛があるがすぐに無毛に
若葉の裏面には、特に脈上に絹毛が多い成葉の裏面には、脈上と脈腋に毛が残る

1.アカシデ 2. 3. 4.果実 5.紅葉

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