シロザ Chenopodium album (アカザ科 アカザ属) |
シロザの葉は、芽生えた直後は三角形、成長するにつれて幅が狭くなり、花序に付く葉は被針形で鋸歯がない場合が多い。葉が展開した直後は粉状毛が両面に密生しており、粉白色であるが表面は早期に脱落し、緑になる。裏面は粉白色のままで、拡大すると粉状毛がたくさん残っているのがわかる。 シロザの茎は丈夫で硬く、大きく育ったものを乾燥させて杖にする程である。軽くて丈夫な杖ができるという。茎は目立った稜があり、通常赤色を帯び、秋になると赤紫色になる。 |