ショカツサイ(ハナダイコン) Orychophragmus violaceus (アブラナ科 オオアラセイトウ属)



 ショカツサイは中国原産の帰化植物であり、おそらく栽培されたものが野化したものであろう。漢名では諸葛菜であり、諸葛孔明の名を冠したものであるという。別名はハナダイコンであり、ダイコンのような花が咲くことに由来している。秋に芽生え、春に咲く越年性の一年草本である。花の色は淡い紫色から紫色であり、路傍などに生育している。岡山県の沿岸部では散生する程度で群生することは少ないが、花が美しいので半栽培状の場所も多い。中央線沿線では群生して線路脇がこのショカツサイとセイヨウカラシナで紫色と黄色の花壇に見える場所があった。
ショカツサイ(ハナダイコン)ショカツサイ(ハナダイコン)


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