トウダイグサ Euphorbia helioscopia (トウダイグサ科 トウダイグサ属
 トウダイグサは本州以南の暖地、世界では北半球に広く分布する一年生の草本。植物体を傷つけると白色の乳液を分布する。有毒植物である。茎は1本立ちとなり、茎の中部に付く葉はヘラ状で互生し、長さ3〜4cm。頂端には5枚の葉が輪生する。枝分かれした枝の先端に杯状花序が形成され、子房の外面は平滑。
 トウダイグサという名にはじめてであったのは、小学校時代の多肉植物の通信販売カタログ上であった。トウダイグサ科・・・・東大草? 灯台草? 正解は室内照明に用いた灯明をおく「灯台」であった。1本の茎が伸び上がり、30cmほどのところで広がって、皿に菜種油を入れた灯明をおく灯台に例えているわけである。
トウダイグサ枝分かれした先に花序が形成される
枝はまず5つに分かれ、さらに3叉している飛び出した子房の外面は平滑
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