ゴールデンシャワーツリー Cassia fistula (マメ科 カワラケツメイ属
 花序は長さ20〜40cmで、花の直径は4〜7cm。果実は長さ30〜60cm、幅1.5〜2.5cm。中にはたくさんの種子が入っているが、有毒だそうだ。古代ヒンズー教の医学では、薬効があるとされており、軟下剤や熱さまし、関節炎などなど、万能薬の扱いである。特に根は強い下剤として効き、医師の処方箋に基づいての使用が望まれる。
 葉は長さ15〜60cm。3〜8対の小葉があり、頂小葉がない偶数羽状複葉。葉は落葉性あるいは半常緑性とのこと。場所によって、気候条件などを反映して落葉になったり、半常緑になったりするのかもしれないが、どちらにしても葉の寿命はほぼ1年程度なのであろう。
 同じく植栽されていたものに、レインボーシャワーツリーがあった。花の色は赤味を帯び、古いものほど赤味が強いようであった。果実は形成されておらず、不稔であり、ゴールデンシャワーツリーの雑種とのこと。
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