和名は樹肌がなめらかであることに由来する。夏に一部がはげ落ちて、その部分の色が白くなる。若枝には翼が4〜6列あり、枝が太くなると次第に不明瞭になる。この翼は枝が細いときには枝の強度を高めるのに貢献している。若枝の先端には重たい花序ができる。枝がまだ若くて柔らかいときには、まず翼で補強しておき、その内に枝の組織をじっくりと補強するのであろう。
つぼみは六角形。額が開いて中から花弁と雄しべ、雌しべが出てくる。花が終わると額がもとのように閉じる。痩果の中には翼が付いた種子があり、風によって散布される。 |