オガタマノキ Michelia compressa モクレン科 オガタマノキ属
 オガタマノキは関東以西の本州太平洋岸、四国・九州・琉球、台湾、フィリピンに分布する常緑高木。神事につかわれるとのことで、神社や庭園などに植栽されている。周辺の森林に野生化しているものを時折見ることができるが、自然状態のものは、まだ見たことがない。葉は長さ5〜12cmで全縁・革質。葉柄は比較的長く、2〜3cmで有毛。裏面は白色を帯びてスムーズであり、新緑時には、主脈付近に目立たない毛がある。2月から4月にかけて直径数cmの白い花を咲かせる。
種名一覧科名一覧雑学事典目次Top生物地球システム学科