インドゴムノキ  Ficus elastica Roxb.  (クワ科 イチジク属
 インドゴムノキの鉢植えを観察していると、植え替えた当初は勢い良く生長するが、土の中の栄養分を使い切ると極端に生長が鈍くなる。どうやら肥沃な土壌を好むようである。土を入れ替えながらも、徐々に大きな鉢に移していくのが良いようである。

 インドゴムノキの冬芽は赤く、展葉する直前には大きく膨らむ。表面の赤い皮は、展葉するときには葉鞘状になり、ほどけて取れる。大きく生長すると幹から気根を出す。名前はインドゴムの木であり、インド原産のゴムを採る木であることによる。

文章・画像:太田 謙
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