フェイジョア Feijyoa sellowiana (フトモモ科 フェイジョア属) |
フェイジョアは南米原産の常緑低木。高さは数mになる。温暖な地域では、時折庭木として栽培されている。葉は対生で厚く、裏面は密に綿毛があって白色。花は6月から8月にかけて咲き、花弁は4〜5枚で肉厚で、花の直径は4cmほど。花弁の表側は赤褐色であるが、やがて内巻きして毛のある裏面だけが見えるようになるので、白い筒型の花弁であるように見える。雄しべは多数あり、花糸が鮮紅色なのであでやかである。果実はパイナップルのような香りがあり、生食したりジャムに加工するという。 果実は甘くておいしかったのだが、残念ながら画像をカメラの水没で失ってしまった。またのチャンスまでお預けである。 |