オシロイバナ Mirabilis jalapa L. (オシロイバナ科



 オシロイバナは南米原産(メキシコ)の多年生草本。 園芸用に導入されたものであるが、暖地では畑のほとりなどの肥沃な場所に野生化している。「ゆうげしょう」の別名があるように、夕方から咲き始めるので昼間は目立たない。夏の初めから次々と花を咲かせるが、秋になると午前中から開花するので、目立つようになる。花には香りがあるので、夜間に飛翔するガの仲間によって花粉を媒介してもらっているに違いないが、秋になって気温が低下すると昼間に活動するチョウチョを相手にするように開花時間が変化する、と考えると面白いが・・・(眉唾もの?)。
 オシロイバナの名前の由来は種子の中のでんぷんが「おしろい」のような質感を持っていることに由来する。
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 花の色は紫紅色のものが最も多いようであるが、白色・ピンク・黄色・絞りなどがある。

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