パラグアイオニバス Victoria cruziana (スイレン科 オオオニバス属
 パラグアイオニバスはパラグアイ・北部アルゼンチン・ボリビアに生育する一年草。パラグアイは亜熱帯気候で、年平均気温は20〜24.5℃。年平均降水量は1500mm前後とのこと。同じ属のオオオニバスの生育するアマゾンに比べて南であり、より気温が低く、降水量の少ない地域であるが、暑い地域であることには変わりない。オオオニバスに比べてやや耐寒性が高いとのこと。
 オオオニバスに似ているが、葉がの縁の立ち上がりた顕著で縁が緑色であること、萼に棘がないこと、つぼみや花弁の先が尖ることなどで区別できるとのこと。オオオニバスに比べ、葉表面のでこぼこが顕著であるように見えたが、この点は定かではない。
 新宿御苑の温室にオオオニバスが栽培されているというので、会議で行ったついでに訪れてみた。帰って画像を整理してみると、どうやら2種類あったようで、その点に留意しつつ撮影ができなかったのが残念である。
パラグアイオニバスパラグアイオニバスの花
葉の縁縁の拡大:緑色で棘がある

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