ミヤマカタバミ Oxalis griffithii (カタバミ科 カタバミ属
 ミヤマカタバミの根茎は葉柄の基部が枯れずにそのまま残っているので、鎖のようなイメージがある。地中あるいは地表を這っており、枝分かれしない。枝分かれしないということは、栄養繁殖では個体数が増えず、種子のみで個体数を増やすのであろうか。小葉の幅は2.5〜4cm。葉の表面にはほとんど毛がないが、時として周辺に毛が散生するし、縁には毛がある。裏面には毛が多い。夕方には葉を閉じて眠ってしまう。就眠運動のちょうつがいなのか、小葉の付け根にはそれらしい構造があるように見える。
ミヤマカタバミは、直射日光が当たっていないと花を開かないミヤマカタバミの根茎
葉の表面(ほとんど無毛)葉の裏面は軟毛が多い

1.ミヤマカタバミ 2.葉など 3. 4.風景
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