ジロボウエンゴサク
Corydalis decumbens
(
ケシ科
キケマン属
)
ジロボウエンゴサクは関東以西の本州から九州、台湾などに分布する多年草。やや湿った低山の刈り取り草原や小川の川岸などにに早春に出現する。この仲間では最も人里に生育する種ではないかと思う。紅紫色から青紫色の可憐な花を咲かせる。花の色にはやや変異がある。
セツブンソウ
などの早春植物と隣接して生育することも多い。小型で繊細であり、葉は2〜3回の3出複葉であり、苞葉は深い鋸歯状には分かれない。