スイバは北海道から九州に広く分布する多年生草本で、北半球の温帯に広く分布する。あぜ道や路傍、堤防の法面などに生育する。
植物体はシュウ酸を含んでおり、かむと酸っぱい。この酸っぱさが和名となっている。若い葉は食用にされた。
地下に黄色の茎があり、これから長さ数十cmの葉を展開する。通年、ロゼットで生育するので、刈り取りが行われる場所でのみ生育ができる。秋から春の間は十分な日照によって有利な光合成を行っていると思われる。冬季には紅葉する事が多い。4月頃から地上茎を伸ばして開花する。雌雄異株であり、雌花は朱紅色で目立つ。 |