バージニア・ストロベリー Fragaria virginiana (バラ科 オランダイチゴ属) |
カナディアンロッキーの草原を歩くと、3小葉に分かれたイチゴの葉と白い花がよく生えている。運が良ければ真っ赤に熟れた果実が見つかることもある。果実は口にするのがかわいそうなほど小さいが、食べることができ、甘酸っぱい。現在のオランダイチゴの交配親の1つであるとのこと。 英語名はVirginia strawberry, Wild strawberry or common strawberry。原産地はアラスカ、カナダを含む北アメリカで、東部のバージニア州からカナダのアルバータ州など、やや冷涼な地域から寒冷な地域に分布しているようだ。葉はノコギリ状の鋸歯がある3小葉であり、地表を這う地上茎によっても繁殖する。6月から8月にかけて長さ1〜2cmの小さな赤いイチゴをつける。 |