| シロヤマブキ Rhodotypos scandens （バラ科 シロヤマブキ属） |
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シロヤマブキは岡山県の石灰岩地などに希に自生する落葉の低木。朝鮮半島から中国大陸に生育する植物であり、満鮮要素と呼ばれる分布様式を示す。氷河時代、朝鮮半島と日本がほぼ陸続きであった時代に日本にも分布した植物の１つであると考えられている。 この画像は自生のものではなく、我が家の庭に咲いているものであり、近所から種子をいただいて育てたものである。シロヤマブキの花は4月から5月に咲き、直径3〜4ｃｍ。花弁は４枚であり、種子も４つできる。種子はなかなか落下せず、花材料としてもおもしろい。我が家の庭では雑草のごとくたくさんの芽生えができるが、自生地における生育状況は危機的であるという。園芸目的の採取によると言われているが、自生地における採取は慎みたい。 和名は、白色の花咲くヤマブキである。葉の形や幹の状況はヤマブキによく似ている。 |
