ダイダイ Citrus aurantium (ミカン科 ミカン属
 ダイダイはヒマラヤ原産で古い時代に中国から渡来した常緑小高木。果実は正月のお飾りとして使われる。葉は互生で厚い。葉柄には広い翼があり、葉身との境にくびれがある。果実は酸味と苦みが強いので、生食にはあまり好まれない。果汁を絞って砂糖を加え、ダイダイ湯などにして飲んだりする。果実は長持ちし、木に残しておくと2〜3年は枝に付いている。果実の色は、11月頃までは緑色を帯びてくすんでいるが、12月になると鮮やかな橙色になる。そのまま残しておくと春には再び緑色を帯びて目立たなくなってしまう。和名は代々の意味で、年を越しても木に付いている事による。
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