ドクダミ Houttuynia cordata Thunb. (ドクダミ科 ドクダミ属
 ドクダミは本州以南の日本各地、中国大陸から東南アジアに広く分布する多年生草本。湿り気のある路傍や林縁、水路沿いなどに生育し、独特の臭気がある。和名であるドクダミの語源は「毒痛み」あるいは「毒ため」であるといわれる。様々な薬効があり、民間薬として腫れ物、皮膚病などに利用され、「十薬」とも呼ばれる。
 葉は心形で暗緑色。しばしば赤味を帯びて斑紋ができる。葉柄や縁は赤色であるのが普通。地下茎を持つので群落を形成して繁茂する。

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