シラヒゲソウ Parnassia foliosa var. nummularia (ユキノシタ科 ウメバチソウ属
 シラヒゲソウの葉には根生葉と花茎に付く丸い葉がある。根出葉は丸く、基部は強い心形で長い葉柄がある。花茎に付く葉は5枚前後あり、無柄で茎を抱く。両面無毛。根出葉の葉柄は細くて長いので、自立できないであろう。他の植物に寄りかかるか、地面に広がって光を受けることになる。他の植物が少ない場合には根生葉が十分機能するであろう。花茎が伸びた段階では、これが光合成の主体になるのであろう。どちらにしても、少なくとも20cm程度の高さまで日照があることが必要であろう。しかし、林の下の湿地にも生育しているところをみれば、結構耐陰性が高いのであろう。
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